協奏曲(コンチェルト) 後編


「いいな〜!!俺も参加したいそれっ!!」
火原先輩が王崎先輩と衛藤くんの共演に参加したいと手をあげる。
「僕も参加したいです。アンサンブル……皆さんで久しぶりにアンサンブルをしたいです。」
志水くんがそう言えば、わたしも参加したかったので手をあげる。
「わたしもっ!!アンサンブルいいね♪」
「私も参加したいです。久しぶりに香穂先輩と一緒に演奏したいです。」
「おもしろそうだな、俺も参加希望するぜっ。」
「香穂さんの音を間近で聞ける機会を僕が逃すはずないよね。僕も参加したいなっ。」
「久しぶりにそれも楽しそうだね。アンサンブルをするなら僕も参加させてもらおうかな。」
「うん、久しぶりにいいね。みんなも参加して構わないかな衛藤くん?」
「オケ以外で他の人とあわせたかっただけだから、かまわないよっ。アンサンブルとか懐かしいな。」
王崎先輩と衛藤くんの許可も得られたので、久しぶりにみんなでアンサンブルをすることが決まった。
あれ?でも、……
「月森くんは参加しないの?」
月森くんだけ先程、参加すると言っていないことに気が付いた。
せっかく、久しぶりにみんなで集まってアンサンブルをやろうと言うのだ、月森くんにも参加してほしいと思った。
「いや、俺は、別に……。」
「参加したくないかな?」
いやだと思っているのなら、無理強いするのもよくないかなと聞いてみる。
「そんなことはない……。ただ、……言うタイミングを逃しただけだ。」
月森くんの言葉にいやなわけではなかったのだとほっと安心する。
「えっと、参加人数は10人か?どこでやるつもりなんだ?」
「信武さんと俺だけだったら、駅前の貸しスタジオでもいいかと思ってたんだけど、さすがにこの人数じゃ無理だよな。」
土浦くんの言葉に、そう言えば場所を考えていなかったと気が付く。
学院の生徒のときは、校内でやったり公園で練習したりしていたけれど、さすがに、名前が知られている面々がいるのでそうもいかない。
皆、どうしようかと考えていると、
「それならば、学院の講堂を使えば良いだろう。ちょうど今は夏休みで学院に来ている学生達もほとんどいない。
それに夏休み中、講堂の利用の予定も入ってはいない。君達が使うのであれば、許可を出そう。」
吉羅さんが場所の提案をしてくれた。
たしかに、講堂であれば外部の人間は立ち入ることができないし、十分な広さもある。
それに、またあの舞台でみんなで演奏できるなんて嬉しい。
「いいの、暁彦さん?」
衛藤くんが吉羅さん問いかけると、"ああ、構わない。"と表情を変えずに吉羅さんが答えた。
「ああ、そうだ。但し一つ条件がある。」
喜んだのも束の間、条件って何だろうとコンミス試験のときの無理難題を思い出し、不安がよぎる。
「今、全国学生音楽コンクールに出場している君達の後輩に、その様子を見学させてもらいたい。」
吉羅さんの言葉に一瞬思考が停止する。えっ?それが条件なの?
「別に構わないよ。それで講堂貸してもらえるんならさ。」
衛藤くんのその言葉に皆頷く。あまりにも簡単な条件にわたしは一人呆けていると、衛藤くんから尋ねられる。
「香穂子もかまわないんだろ?」
その言葉にぶんぶんと縦に首を振る。
「では、交渉成立ということだな。日程は君達の方で好きに決めてくれて構わない。」
みんなで再びアンサンブルをすることになった。みんなで集まってアンサンブルをするのは、わたしが学院に在学していたとき以来。
火原先輩、柚木先輩が卒業して、衛藤くんが星奏学院へ入学してきてからの一年も何度か要請があったりでアンサンブルをやっていたけど、
その前の年に比べれば全然頻度は低かった。
「えへへへっ、どんな曲やろうかっ!?明るい曲がいいな〜っ、"エンターテナー"とかさっ♪」
「どうせなら、いろいろな曲調のものを演奏したいですね。」
「香穂さんにはやっぱり清麗な曲を奏でてもらいたいな〜。どこまでも澄みきった美しい音色で。」
「久しぶりのアンサンブルだから、以前やったことのある曲もいいけど、違う曲もやってみたいね。」
「僕は皆に混ざって演奏するってことなかったからどんな曲でも楽しそうだよっ。」
「また香穂先輩と一緒に演奏できるなんて、夢みたいです。」
「香穂子、お前と合わせてみたい曲があるんだ。後で楽譜渡すから練習しとけよ。」
「オケ以外と合わせるのは久しぶりだ。しかし、また君と音色を合わせられることを嬉しく思う。」
「僕は、演奏してみたい曲があるんです。あっ、そうだ香穂先輩っ。」
皆が思い思いのことを言っているのに相槌をうっていると、志水くんがわたしに声をかけてきた。
「どうしたの、志水くん?」
「香穂先輩のために書いた曲があるんです、アンサンブルの日、僕と一緒にその曲を奏でてもらえませんか?」
志水くんの言葉に驚く。わたしのために??何だかとても恥ずかしくなって顔が熱くなってくる。
「……駄目、ですか?」
昔とは違って、背もわたしより全然大きいのに小さい子供のように言われれば断れるはずもない。
そもそも断る理由なんてなかったので、"うん、いいよ。楽譜見せてくれる?練習しておくから。"と答えると、
志水くんは破顔し、本当に嬉しそうに笑った。


「アンサンブルの予定も決まったし、近況報告の続きと行きましょう♪次は衛藤くんだね。
衛藤くんはつい最近アメリカでオケとの共演を果たして、今回の全国学生音楽コンクールのプレゼンテーターのために帰国したんだよね?」
どうしても近況報告会をやめるつもりはないらしい。菜美が衛藤くんへ問いかける。
「ん〜、まあ、そうだな。久しぶりに日本には戻ろうかと思ってたけど、プレゼンテーターの話がなかったら、
まだ日本には戻ってなかっただろうな。本当は、ドイツに行こうかと思ってわけだし。」
衛藤くんは、留学していたりしてたからあんまり日本に戻りたいと思ったりしないのかな?
わたしはけっこうしょっちゅう日本に帰りたいな〜って思うのだけど……。
「どうしてまた、ドイツなの?」
菜美が純粋に疑問を口にする。
「そりゃ、香穂子に会いに行こうと思ったからしか理由なんてないだろ?」
ええっ!?わたし!?何でまた?わたしが一人で疑問に思っているのをよそに、他のメンバーからの衛藤くんへの視線が厳しいものになっていた。
「あっ、ははははっ……。」
菜美は何故か乾いた笑いをして、何だか疲れたような表情を浮かべている。
「桐也、たまには日本へ戻ってきなさい。この前の会食の席で会ったが、叔父さんも叔母さんも寂しがっていた。」
吉羅さんが衛藤くんへそのように告げると、衛藤くんは苦笑する。
「22歳にもなる息子相手にそれはないと思うんだけどな。暁彦さんから、いい加減子離れするよう伝えてくれれば良かったのに。
父さんも母さんも暁彦さんのこと信頼してるから、暁彦さんが言えば聞いてくれると思うんだよね。」
嘆息しながら衛藤くんが言えば、吉羅さんは呆れたように返す。
「そのくらい自分で言えば良いだろう。私には関係ない。」
「自分の口で言っても聞かないから、言ってるんだろ。今度会ったときにでも言っておいてよ。」
吉羅さんの呆れた様子など意にも介さず、衛藤くんは言った。
「まあ、従兄弟同士のやり取りは違うときにやってもらうことにして、吉羅さんの近況はどうなんですか?」
しばらく続きそうになる吉羅さんと衛藤くんのやり取りにストップをかけるべく、菜美が今度は吉羅さんへ話を振った。
「わたしの近況など、聞いても何もおもしろいことなどないと思うがね。それに、君達へ話せるようなことは何もない。」
菜美の言葉を一刀両断するように吉羅さんは言う。学院の生徒で吉羅さんに初めて会ったときから、
吉羅さんを苦手としている菜美は返す言葉が見つからず、ぎりぎりと歯軋りしそうな勢いで歯を食いしばっている。
「まあまあ、そんなこと言ってくれるなよ、吉羅。話が終わってしまうだろ?そうだ、今の学院の状況なんかこいつら知りたいんじゃないかと思うぞ?」
苦笑いしながら金澤先生が吉羅さんへ言ってくれる。
「まあ、その程度のことならいいでしょう。君達が在学中に行った校外へ向けてのアピール。
それと、今のネームバリューのおかげで星奏学院の評判はかなり良いものになっている。
更に、日野くんのおかげで普通科でも素晴らしい教育を受けられる学院だと評判はかなり良いものになっていて、
わたしが理事に就任したばかりの頃に比べれば学院の経営は安定していると言えるだろう。」
吉羅さんが理事に就任したばかりの頃は、学院の経営はとても厳しいものだったらしく、
一時は普通科と音楽科を別々にするなんてことが提案されたくらいだった。
わたし達自身そんな事はいやだったし、リリにお願いされたこともあってその計画を阻止するべく
コンクールメンバーと加地くんで市民ホールでクリスマスコンサートを開いたこともあった。
それもついこの間のことのように感じる。
「そういや吉羅、お前、見合いをことごとく断ってるって聞いたけど、本当か?」
ふと思い出したかのように金澤先生が告げる。
「どこからそんな話を聞いてきたんですか?」
「まあ、そこんとこは気にするな。で、本当のところはどうなんだ?」
片眉のみ器用に持ち上げて、おもしろそうに笑いながら金澤先生が再び同じ事を尋ねると、
吉羅さんが眉間に皺を寄せ"はぁっ"っと嘆息すると口を開く。
「ええ、全て断っていますよ。心底わたしが惚れこんでいる女性よりも素晴らしい女性に巡り会うことがないものでね。
まあ、最も彼女を越えるような女性はいないとは思いますが。」
そう言った吉羅さんと目があった。吉羅さんは目を逸らすことなくいるので、何だか恥ずかしくなって、わたしは視線を逸らした。
吉羅さんが心底思う相手って、どんな人なんだろう?
きっと、すごく綺麗な人で頭も良くて、非のうちどころがないような人なんだろうな〜っと思う。
それにしても、吉羅さんが片思いって、そんなこと有り得ないと思った。
吉羅さんこそ非のうちどころのない人間で、女性からの引く手は数多にある人だから。
わたしが吉羅さんから視線を逸らした後も、しばらく吉羅さんの視線を感じていたが、ようやくそれがなくなったと思ったら、吉羅さんが口を開いた。
「そう言っている、金澤さんの方こそどうなんです?よく、いろんな方と噂になっているみたいですが。」
吉羅さんの言葉に、そうなのだと驚く。
「おいおい、お前さん人聞きの悪いことを言ってくれるなよ。日野が真に受けてびっくりしてるだろうが。」
「人聞きが悪いも何も、事実でしょう。」
「事実じゃないから、人聞きが悪いって言ってるんだよ。全く、お前こそどこでそんな話を聞いたんだよ。
そんなもんは丸っきりデマだよ、デマ。おい、日野。驚いたような表情してないで、信じるんじゃないぞ。」
金澤先生がわたしの方を見て、念を押すように言うので、コクコクと頷く。それを見て、金澤先生は安心したような素振りを見せた。
「やっぱり、金やんにはスキャンダルの香りが!?って思ったのに、つまんないな〜。
金やんの近況はどうなの?」
菜美がおもしろくなさそうに言った後、金澤先生に近況を尋ねる。
「お前さん、つまんないってなぁっ……。はぁっ、お前さんには言っても無駄か……。
そうだな〜、近況っつってもおもしろい話なんか一個もないぞ?」
菜美の言葉に一つ溜息をついて、そして苦笑いして言う。
「最近はイタリアでオペラ"トゥーランドット"に出演してきたな。なかなか大きな舞台でな、やりがいがあった。
いつもそんなでかい仕事なんてないけどな、仕事の大小関係なく楽しんでやってるよ。
……一時は捨てようと思ったもんだけど、捨てなくて良かったと思う。また戻ってきて良かったと思ってるよ。」
感慨深げに金澤先生が言う姿を見て、学院にいたとき、金澤先生は歌に背を向けていたことを思い出した。
リリから金澤先生がオペラ歌手であったことを聞いて、金澤先生に再び音楽と向き合って欲しいと思った。
あの時は、わたしがこんな生意気なことを言っても良いものかと思っていたけど、金澤先生を見て、言って良かったと思う。
「な〜に〜?金やんすっかり丸くなっちゃって、オヤジになったんじゃない!?」
金澤先生の様子を見て、菜美が茶化すようにそう言えば、金澤先生も負けじと応戦する。
「そう言うお前さんこそ、勢いがなくなったんじゃないのか〜?うん、若さが絶対になくなってるぞ、お前さん!!」
ニヤリと笑いながら金澤先生が言う。
「失礼な!!わたしは金やんと比べ物にならないくらいまだまだ若いんだからっ。
ジャーナリストになった今も、すっぽん天羽は健在なんですからね〜、覚悟しておいて下さいよ〜。」
ふっふっふと笑いながら言う菜美の目は完璧に本気(マジ)である。
それにしても、すっぽん天羽って懐かしいな〜、土浦くんとかによく言われてたよね。
「菜美先輩、今はどんな分野を手がけていらっしゃるんですか?」
冬海ちゃんが控えめに菜美に質問した。
「んっ?今はね、まだ駆け出しだからいろいろやってみようと思って、音楽関係を扱ってるよ。
だから、このメンバーの音楽関連情報ならしっかり収集してきてるよ〜、ふっふっふ〜。」
それはもう、嬉しそうに黒く菜美が笑うものだから冬海ちゃんはちょっとびくっと怯えてしまったみたい。
「そっ、そう言えば、先程も皆さんの情報詳しく知ってらっしゃいましたね。」
「うん、皆のことはいろいろ調べさせてもらったよ〜♪もちろん冬海ちゃんのこともね♪」
菜美が冬海ちゃんに軽くウィンクしながら言えば、冬海ちゃんは"えっ?えっ??"っとオロオロとしてしまった。
「冬海ちゃんが国内のコンクールを総なめにしてるのは知ってるんだけどさ〜、さすがにプライベートな部分の情報はなかなかね。
冬海ちゃんは、最近は何してるの?」
菜美の問いかけにおずおずと冬海ちゃんが口を開く。
「わたしはまだ学生なので、一週間のほとんどは大学院で過ごしてます。大学院に行かないときは、
知り合いの方がいらっしゃるオーケストラの練習に参加させてもらったりして、いろいろ勉強させてもらってます。
いろんな方の演奏を聞いたり、人と合わせることで見えてくることがたくさんあって、毎日が楽しいです。」
にっこりと笑って言う冬海ちゃんに思わず可愛い!!っと思ってしまう。
初めて、学内コンクールで会ったときは、引っ込み思案で人見知りをしていた冬海ちゃん。
素晴らしい演奏で、素敵なものをいっぱい持っているのになかなか自分に自信が持てないみたいで……。
そんな冬海ちゃんもコンクールを通して変わっていった。
そっかぁ、冬海ちゃん今は、オケに参加してるんだ。
「じゃあ、冬海ちゃんは卒業したらそのオケに入るとか?」
菜美の問いかけに、冬海ちゃんは驚いて自分の前で腕をぶんぶん横にと振る。
「そっ、そんな滅相もない。試験には応募してるんですけど、わたしなんかじゃとても無理かと……。」
語尾の方は消え入りそうな声になっている。
冬海ちゃんが駄目だったら、いったいどんな人がオケに入れるのだと思う。
「冬海ちゃんなら大丈夫だよ!!わたしは今も昔も冬海ちゃんの音が大好きだよ?あんな綺麗な音色聞いたことない!!
だから、冬海ちゃん自信持って!!」
思わずわたしがそう言うと、冬海ちゃんはびっくりしたように大きな瞳を丸くしてこちらを見た。
あんまりにも冬海ちゃんが驚いたような顔をするので、何かまずかったかと焦ってくる。
「って、わたし何かに言われても自信つかないか〜。」
わたしに言われても自信なんてつかないよね〜……っと考えていると、
「いえっ、そんな事ありません。ありがとうございます、香穂先輩。わたし、頑張ります、絶対にそのオケに入ってみせます!」
嬉しそうに笑いながら冬海ちゃんが言ってくれた。
「さっ、トリはあんただよ、香穂っ!!近況の報告お願いしま〜すっ!!」
冬海ちゃんとほのぼの笑いあっていたら、突然、菜美から言われた。
トリってわたしが最後!?皆の視線がわたしに集まっているのを感じて、だんだん顔が熱くなってくる。
前を見ることができなくなって、俯き加減で口を開く。
「わたしは、今はドイツを拠点にいろんなところでオケと共演させてもらったり、ソロコンサートを開かせてもらったり、
CDを作らせてもらったりしてるかな。
大学院を卒業してから仕事を受けるようになったから、まだまだ駆け出しのひよっ子だけどね。
でも、毎日が楽しいの。未だに毎日が新しい発見の連続で充実してるよ。」
わたしがそう言って顔を上げると、みんなやっぱりわたしの事を見ていたけれど、その表情は皆同じで、優しく微笑んでいた。
「……で、香穂ちゃん?」
菜美が普段は呼び捨てなのに、なぜか"ちゃん"付けでわたしを呼んだ。何だか嫌な予感がする。
「なっ、何?どうしたの菜美?」
冷や汗をだらだらとかきながら菜美に問いかけると、菜美はニヤリといやな微笑みを浮かべて言い放った。
「恋人とはどうなの〜?」
菜美の言葉にやっぱり……っと思う。菜美が企んでいるような何だかいやな微笑みを浮かべるときは、
決まって誰か好きな人はいないのか、彼氏はいないのかっというような話を振られるのだ。
「「「「「「「「「「恋人っ!!??」」」」」」」」」」
決まって、皆がいる前で……。

〜おまけ〜
「かっ、かかか香穂ちゃん、こっこいこい恋人がいるの!?」
「誰!?恋人って誰!?香穂さん!!」
「君の恋人っていうのは、いったい誰だい?」(ドス黒オーラ全開)
「香穂子っ……、君にはもう恋人がいるのか……?」
「誰だ?もしかして以前言ってた奴なのか、香穂!?」
「お前さん、恋人いるのか……?」
「恋人なんて嘘ですよね?香穂先輩。」
「香穂ちゃん、……恋人がいるのかい?」
「香穂子、恋人って俺のことだろ?」
「君は、恋人がいるのか……?」
一斉にみんなに恐い顔で詰め寄られて、思わず後ずさる。
後退したことで皆一歩前へ踏み出し、口々に言葉を続けた。
「うっ……うるさ〜い!!わたしは恋人なんていませんっ!!!」
24にもなる女が、何が悲しくて、こんな人前で彼氏いない宣言をしなくてはならないんだろうか……。
その諸悪の根源の菜美を無駄とはわかりつつ、恨みがましく睨みつけた。

○o.。○o.。○o.。○o.。○o.。○o.。○o.。○o.。○o。○o.。○o.。○o.。○o.。○o.。○o.。○o。○o.。○o.。 ○o.。
金色のコルダ3の世界で、初代金色のコルダキャラものを再び書いてしまいました。
どうしても、近況報告会を書いてみたかったんです!!
メインキャラはその後がモブキャラ君達に話しかけまくればわかりますけど、
天羽ちゃんとか、冬海ちゃんとかは!?金澤先生は!?香穂子は!?って思っちゃって(苦笑
書きながら、あまりのキャラの多さに途中からわけわからなくなってました。。。
とりあえず、天羽ちゃんはジャーナリスト、香穂子はヴァイオリニスト、冬海ちゃんは大学院在学中の国内のコンクール入賞常連、
金澤先生はテノーリストとして復帰!!と勝手に決め付けて書いてみました(苦笑
当初、予定になかったみんなでアンサンブルの予定が入ってしまったので、それも書きたいな〜とか思ってたりしてます。。。
新しく追加したONE PIECEも書いていきたいんですけど、薄桜鬼をそろそろ更新しないとな〜。。。
ここまで読んでくださってありがとうございますm(__)m

 

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